★★★

晴れた空にくじら 浮船乗りと少女

「飛行機なラノベ - REVの雑記::Group::Lightnovel」 で未読だった本作をチョイス。 サブタイに浮船とある通り、空に浮いてはいますが、戦場は平面的ですし、実質海戦ですねぇ。速度エネルギーと位置エネルギーを変換しながら優位を取り合うような戦闘を期待…

ぱんほー!

色々ネタバレしてますが、ミリオタ以外にはきっと分からない話だと思うんで、まあいいか。 何分1巻なのでキャラ紹介と伏線を張ったところで終了。うーんロリ車長以外は色々精神的に来ちゃってるので、美少女に囲まれてる割にはハーレム系ラブコメは難しそう…

カンピオーネ! 神はまつろわず

相変わらずスーパーダッシュ文庫はこういう斜め上に外した感じのを出してきますね。中ボスとのイベント、バトルのみを抜き出したようなストーリー。なのでメインヒロインとは既に知り合った状態ですし、いくつかの必殺技も習得済み。作中で普通に「この前の…

ドラモンド家の花嫁(1)

「天高く、雲は流れ」を途中で切ってから冴木忍作品には手を出していなかったんですが、たまたま平積みになっていたので購入。 いやー、全然変わってません。相変わらず主人公が不幸ですし、不死(但し35才まで)の特殊能力まで持ってますし。話の雰囲気は「…

葉桜が来た夏

異星人の女の子とのボーイ・ミーツ・ガールなストーリー。1冊でまとまっているのはいいものの、ちょっと内容が盛り込み過ぎてて、キャラの背景とかが過去話という形で終わってしまっているのが残念。ヒロインが主人公に惚れたあたりも描写が弱いし、伯母さん…

θ−11番ホームの妖精

東京駅11番ホームとはまたマニアックなと思ったら一発ネタでしたか。設定にあまり惹かれるところはなかったかな。なんか色々小難しく書いてある設定が話の面白さに繋がっていないのは残念です。現代の固有名詞を使ってるのも、技術的・歴史的に現代と繋がっ…

Kaguya 〜月のウサギの銀の箱舟〜

銀髪少女(というか幼女にしか見えないんですが)の表紙第2弾。サブタイトルからまたスペオペだったらどうしようかと思ってましたが、良くも悪くも最近の売れ筋テンプレート通り。新シリーズとして、方向の転換を図ったのはきっと正解だと思います。内容はと…

C<sup>3</sup>(3)

とりあえず表紙。同じ月に一つのレーベルで銀髪幼女の表紙が2冊ってのはどうよ?おまけにパンツがちょうど帯に隠れてるってのはなんてトラップだ、どうみてもはいてないです。 いつものようにちょっとグロく、そこそこエロいシリーズ第3巻。今回はフィアと黒…

とある飛空士への追憶

なんか色んなところで絶賛されているみたいだけど、個人的にはそれほどでもないかなと。まぁガガガ文庫で最高の一冊というのには賛同。 主人公2人の身分違いの恋は結構よかったけど、空戦やら飛行機に関しては、野暮ながら突っ込みながら読んでたし。とりあ…

ほうかご百物語

第14回電撃小説大賞受賞作。実に手堅いなという印象。あまり余計な寄り道をせずに、一所懸命な主人公とどこまでも可愛らしいヒロインの2人の物語に仕上がっているのは、邪気眼的な主人公に飽いている身としては実によかった。主人公とヒロインとが協力(とい…

たま◇なま 生きている、理由

てっきりこのシリーズは透と由宇の互いの成長物語だと思ってたら、どうも今巻ではヒロイン役は愛華に。 今回のサブタイトルである「生きている理由」を「対策室」に依存している愛華に対し、透が少しでも他の理由を与えてやろう、というようにちょっと従来路…

乙女はお姉さまに恋してる 櫻の園のエトワール

半公式だったとはいえ、一応同人誌の文庫化ってこと? おとボクのシナリオ担当だった嵩夜あや自身が2005年に個人サークル「八王子パルサー」から出したSSを加筆修正した完全版。プロローグと年末〜2年次のイベント、全体的なボリュームアップ、のり太のイラ…

伊佐と雪 〜たましいのゆくところ〜

このシリーズの主人公の袴田はよく考えてみると役立たずなんだよな。無能力者というわけではなく、伊佐と雪で解決してしまったり、事件そのものに立ち会えなかったりと。今回は妖しいマンションに住み込むことになるが一切の力を使ってはいけないと指示され…

銀槌のアレキサンドラ

同作者の前作「彼女は帰星子女」は話は良いが全般的に地味目だったと思ってたんけど、その辺あんまり変わってないなぁ、これはもうこの作者の作風かも。 よく言えば読みやすい、悪く言えば戦闘美少女モノのテンプレ通り。 ボリューム感はあったけどちょっと…

超鋼女セーラ(4)

ちょっと色々伏線を張りすぎかなぁ。その割を食って茸味とセーラがあんまり描かれていないのは残念。折枝とサァラの話はこれで全部なのだろうか。超鋼機武道会やら、女王宮周辺やらあまり整理されていないところに若草の四姉妹なんて新たな敵キャラが出てく…

魂振の前奏曲

オビ煽り過ぎ。うーん、1巻のときにも感じたけど、こういうエロいラブコメは好みのはずなんだけどちょっとどこか合わない感じ。エロい巫女さんとか、ツンデレ幼馴染とか色々要素は揃えてあるんだけど。学校と神社という舞台を行き来するという構成に無理を感…

薔薇色にチェリースカ

中世風の全寮制学校に、剣戟による決闘って、ウテナかよと一瞬思った。しかし、登場するキャラが多い割には全般的にキャラの掘り下げが浅い気がする。銀盤の時はフィギュアという素材と上手く組み合わさっていた演出重視っぽい作風なんだけど、それが悪い方…

護くんに女神の祝福を!(12)

各所で評判が非常に良いようですが、自分的にはいまいち。ガーティ周辺の話を最終巻でいきなり広げられてもって気がして。まぁ、ビアトリクスとは結局何だったのかを一応書いておかなければならないのは分かるんですが、今巻のほぼ全編がクライマックスシー…

たま◇なま〜生物は、何故死なない?

舞台は部屋の中だけで最初の禅問答みたいのをずっと続けてくようなのはシュール過ぎますかね。面白いとは思うけど売れないか。 サブタイトルでネタばれしてる通り、主人公たちは死にません。かといって主人公に死を与える作品もライトノベルでは少なくなかっ…

オオカミは懐かない!?

たしかにラブコメの王道。けどもう少しシスコンの兄貴とか檸檬とかが絡んできても良かったかな。主人公側キャラはどのキャラも魅力的だったんで結構良かったんですが、問題はバトルシーンか。正直自分には読んでてよく理解できなかったです。せっかくのトラ…

姫宮さんの中の人

カルナを1巻の頭で投げ出してしまったので(カルナの性格付けがどうにも受け入れなかったので)、似たようなタイトルだったきらほはスルーしてたんですが、タイトルが今までと大分違うんで期待を込めて購入。 うーん、タイトルから想定できるそのままの内容…

敵は海賊・正義の眼

レギュラーキャラはみんなずいぶん丸くなっちゃったなぁ。ラテルはすぐにレイガンを抜き、アプロはなんでも喰い、ラジェンドラは船外に強制的にテレポートさせたりと、昔はみんなやりたい放題だったのになぁ。 今作の主役(?)のゲラン・モーチャイとリジー…

純情感情エイリアン(3)

うーん、せっかくの余命5日の設定が全然生きてない。スキャナー側についたときのメリットも全く理解できなかったし。主人公の妄想力が凄いのかと思ったら、単にイメージ力が優れているだけなのか。もっと奇想天外なモノを創造してほしかったな。 青山先輩が…

マイフェアSISTER―姫君、拳を握りすぎです。

ちょっと想像してたのとは違う感じ。初っ端のキスが原因かな。あのイベントのせいで師走とアネモネの間に恋愛感情が見え隠れしてしまって、アネモネと師走は姫と騎士という関係で固定されてしまったか。アネモネを妹キャラにするなら、兄とのイベントがもっ…

十三番目のアリス(2)

著:伏見つかさ/イラスト:シコルスキー 発行:電撃文庫(メディアワークス) ISBN:4840236429 評価:★★★ 九条院アリスのクラスにやってきた転校生・リリス。大人びた雰囲気で一躍クラスの人気者になった彼女は、こともあろうかアリスの婚約者・鬼百合三月に急…

乃木坂春香の秘密(5)

著:五十嵐雄策/イラスト:しゃあ 発行:電撃文庫(メディアワークス) ISBN:4840236348 評価:★★★ 容姿端麗で才色兼備、『白銀の星屑』という二つ名まで持つ超お嬢様、乃木坂春香。そんな彼女と話すことなど半年前には夢にも思わなかったのだが、俺が春香の秘…

ストーンヒートクレイジー

著:三上康明/イラスト:よし☆ヲ 発行:スーパーダッシュ文庫(集英社) ISBN:4086303213 評価:★★★ 天才ドームスターが発明した「機石」は蒸気機関の動力を飛躍的に高め世界を変えた。しかし、その息子のドミは逆に機石を嫌っていた。ある日ドミは父の機石を国…

我が家のお稲荷さま(6)

著:柴村仁/イラスト:放電映像 発行:電撃文庫(メディアワークス) ISBN:4840236046 評価:★★★ 冬休みのある日。 ひと助けと無料ケーキを目的に、ミニスカのコスチュームに身を包み、ケーキ屋さんの客引きをするクーとコウ。 一方その頃、昇は見知らぬ黒ずく…