超鋼女セーラ(4) - 読書の羅針盤〜 JV44の日記

ちょっと色々伏線を張りすぎかなぁ。その割を食って茸味とセーラがあんまり描かれていないのは残念。折枝とサァラの話はこれで全部なのだろうか。超鋼機武道会やら、女王宮周辺やらあまり整理されていないところに若草の四姉妹なんて新たな敵キャラが出てくるもんだからちょっと頭の整理が追いつかない。
気になるのはやはりラストの○○ホール装備でしょう。別になくたって、やろうと思えばいくらでも手段はあるんですけどね。
「戦うメイドさん」（西野つぐみ/ぶんか社）で人間サイズのボディから、5mクラスの大型ボディに換装した際に、視点位置やら力加減の認識の差からAIの人格が崩壊しかけるという話があったんだけど、やはり新規の、それも高度なセンシングデバイスの追加というのは精神面に大きな影響を与えずにはいられないと思うんですが、まぁこの小説での特にホジソンドライブ搭載のSARAシリーズは自動人形のくせにやたら精神面が豊かなんで、そんなの関係なく話は進みそうですが。