いやー、1巻の路線に戻ってくれて良かった。攻撃力0のくせに人間不信なマヒロ王子が、いかに策謀を巡らして敵を叩きのめすのかがこのシリーズの醍醐味だと思っているので。2巻のように運と他人を頼ってしまっては台無しですから。ある種似たもの同士のジェス…

作品全体に漂うまったりとした空気、ハイテンションなキャラの空回り、ちょっとしんみりさせるシリアスさ、まさに淺沼作品の真髄といったところでしょうか。この絶妙な配分、非常に癒されます。 短編集の形でしたが、3巻で提示されたイデルの寿命の解決に向…

ちょっと失礼な言い方になってしまうけど、ちゃんと政治劇も書けるじゃん。正直、第1部のローデウェイクの面々は居酒屋の政治談議レベルで言いたいこといってるだけという感じだったけど、9巻は実に濃かった。騙し合い、軍事力、プライド、虚々実々な様々な…

リネア様最高！！！ そして驚くべきことに3巻にはなんと口絵と挿絵(というか扉絵)が付いています（ｗ 一部の書店ではPOPも付けられたりと盛り上がった2巻から既に一年以上、作者ブログ以外に音沙汰なく、本当にでるの？と疑ってみたり、新刊予定に載れば今度…

城崎最高ー！素晴らしい！ラブコメ好きにはたまらん。このラノで票を入れた甲斐があるというもの。 1巻もなかなか良かったけど、更に良い方向へ進化してる。ベタといえばベタだけどつまりは王道。1巻よりも少しだけ朱里が積極的になって2人に微妙に割り込ん…

いや、素晴らしい。最近ラブコメだけで勝負する作品って電撃文庫ではすっかり少なくなってしまったし。 このシリーズはどうも流行りものを追っかけてるというより、課題を持って取り組んでるって感じがします。1巻はちょっと褒められないんですが、2巻以降1…

白き嶺の男 (集英社文庫)作者: 谷甲州出版社/メーカー: 集英社発売日: 1998/11/20メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (2件) を見る 加藤武郎は、その類稀なる体力と判断力、そして登攀の技術で伝説のクライマーとなる。活動のフィー…