<a class="okeyword" href="g:book:keyword:ライトノベル">ライトノベル</a>の市場構造にかこつけた疑問

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はい、スーツ姿で発売日に両手にライトノベル抱えて買ってるヘビーユーザーです。
以下のユーザーとはライトノベル読者をさしますが、ライトノベラーとでも言えばいいのか、どうもしっくりくる言葉が無くて困りますね。
市場の二重構造については前にライトノベルの読者層について話題になったとき、「TOPセラーには中高生の支持が不可欠だが、マイナー作品はヘビーユーザーが支えている」って話がどっかで出てた気がしますがまぁそんな感じでしょうか。
ライトユーザーの選択はやはり売り上げ上位作品に集中するだろうから、+αを購入しているのはある程度数を読むユーザーであることは間違いないでしょう。まぁ友人同士とかでかぶらないよう購入して貸しあうのもあるかもしれないが、購入数は読者数の数分の1となり、ヘビーユーザーの購入量に対する影響はあまりない気がしますし。
ただ、ここで気になるのがライトユーザーはどうやって発売情報を得ているのだろうということ。
コミックなら連載雑誌で読者に新刊情報などの提供が行われているけど、ライトノベル雑誌の読者はライトノベルの売り上げに比べると圧倒的に少なかったはず。DMは結構見かけるけど、スニーカーとか置いてない書店の方が多いでしょう。電撃HPを買ってるようなら十分ヘビーユーザーな気がするし。文庫の出版予定も張ってある店はあるけど、コミックの発売予定に比べると圧倒的に少ないし。もちろん出版社のWebとかメルマガとかあるけど、これも積極的にユーザーが動かないと情報が得られないものなんで、ライトユーザーがどれだけ積極的に情報収集しているのか気になりました。
アニメ等他ジャンルのヘビーユーザーならアニメ化など関連情報という情報源が想定できるんだけど。電撃大王とかエースとかコミック系?
まぁ、店頭で見かけてってパターンが一番多いんだろうけど(自分はあんまり発売予定とか確認しないんで)。
アンケート葉書見ても分かるけど、作品の評価と同様にこの辺の情報をどうにかして萃めようとしているけど、勿論その辺りの資料は明らかにされることはないんでしょうなぁ。

「電撃が衰退している」ってのはなんとなく分かる気がします。電撃文庫トータルとしての売り上げの増減は分かりませんが、今まで電撃を支えてきた看板作品が大分巻数を重ねてマンネリ気味、Missingやキーリや半月等完結するシリーズも出ているし、シャナとかも息切れ気味(まぁマルチメディア展開への準備でもありますが)にも関わらず、それにとって代わる作品が見受けられないってことではないかなと。「狼と香辛料」もネットでは有名ですが、ランキングとか見ても売り上げ的にはそれほどではないですし。単にシリーズ完結と新シリーズ立ち上げの谷間になっている可能性もありますが。
ああ、竹ゆゆってどれぐらいのポジション?既にコミック化までやってるんですよね、確か。