2007年の<a class="okeyword" href="g:book:keyword:ライトノベル">ライトノベル</a>
- 電撃文庫のプレゼンスの低下
2006年は電撃の人気シリーズがいくつか完結しましたが、それに代わる作品が生まれていません。「護くんに女神の祝福を」もほぼ確実に年内に完結しますし、「灼眼のシャナ」の新刊は出ないし、ライトノベルサイト界隈では人気の「狼と香辛料」も中高生には今ひとつの様子。10期、11期の低調が効いていて12期も「お留守バンシー」は4巻で完結？期待できるのは「とらドラ」ぐらい？*1この弾不足のせいで一度はクライマックスを迎えた「いぬかみっ！」は再度「終わらない物語」に路線修正されたのではと疑ってしまいます。あとはキノ、禁書辺りが主軸でしょうけどやはり以前に比べると手薄な感じです。シリーズを完結した作家へのてこ入れや「終わらない物語」化が行われるつつある感じ。まだ地力で電撃文庫を追いやるレーベルはありませんが、MF文庫JやGA文庫などにアニメ化などで平台は持っていかれそう。
