2006年上半期<a class="okeyword" href="g:book:keyword:ライトノベル">ライトノベル</a>サイト杯

管理人のオススメってことですが、とりあえず何度も読み返した作品を上げてみようと思います。

カレとカノジョと召喚魔法〈6〉 (電撃文庫)

カレとカノジョと召喚魔法〈6〉 (電撃文庫)


終わる物語の素晴しさを感じさせてくれる一品。一冊毎に話は一旦閉じてはいるが、シリーズ全体としての構成を損なっておらず、最終巻では全てをひっくるめて大団円に持っていってくれる。出てくるキャラ全てがお気に入り。ごめん、二条さんだけは要らないと思う。
9月に新刊も出るらしいし、今後が楽しみな作家さん。
【06上期ラノベ投票/4840233527】

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)


ライトノベルではめずらしく正面から経済ネタを扱う意外作。キャラ的な面白さは2巻の方が上ですが、経済ネタという点から1巻を推します1巻は相手の非合法な行為に対し、経済的手段で解決するのに対し、2巻のは欲をかいて自爆した挙句、犯罪に手を染めてしまっているのが残念。価値が異なる貨幣体系が流通基盤としてあるという状況が理解できるかがキモかも。江戸時代では日本でも大判小判は発行年代、種類によって価値がまちまちだったんですけどねぇ。
【06上期ラノベ投票/4840233020】

侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)

侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)


清水マリコ作品を読むならこれから読むと入りやすいかも。少年と少女の一夏の思い出というか、互いに成長してゆく過程の一ステップにしか過ぎない情景なんですが、なんともノスタルジックというかファンタジックというか、ちょっと不思議な雰囲気を持った作品。
【06上期ラノベ投票/4840115036】

ノルマルク戦記〈1〉滅びの星の皇子 (集英社スーパーダッシュ文庫)

ノルマルク戦記〈1〉滅びの星の皇子 (集英社スーパーダッシュ文庫)


ライトノベルではめっきり少なくなった本格ファンタジーな戦記もの。「A君〜」程くどくないので、オススメ。
【06上期ラノベ投票/4086302837】


前回と同様、佐藤ケイファンとして1票を入れときます。

私立!三十三間堂学院〈3〉 (電撃文庫)

私立!三十三間堂学院〈3〉 (電撃文庫)


3巻は男嫌いなキャラ、金田伊緒の話。開始直後は本当に嫌な奴で、そのため皆にそっぽを向かれ一人ぼっちになってしまうがそこに後白河法行が手を差し出し…。皆が誰かのために動き、互いの衝突を招いてしまうが、底辺にあるのは優しさ。そんな佐藤ケイ節全開のストーリーですよ。あんまりハーレムしてないのでぜひ。
【06上期ラノベ投票/4840233454】

結構積んでるのであんまり選択肢もなかったり。「とらドラ」もオススメですけど、まぁ他の方が薦めてるでしょうから敢えて外してます。