ぶよぶよカルテット

みかづき紅月は「サムライガール」シリーズは面白かったんですが、「サムライエイジ」がかなり微妙だったんでどうしようかと思いつつも、音楽演奏モノだということで結局購入。予想よりも結構楽しめました。淡い恋愛模様は勿論楽しめましたが、ヒロインたちは皆例に漏れず非凡な登場人物にも関わらず、主人公が素人なおかげで、エリック・サティをほとんど知りませんでしたが音楽部分もそれなりに楽しめました。続けるのであれば、是非今度は凛音が主役のストーリーをお願いしたいですね。
こういった作品が書けるなら、これからもサムライガールもの以外に是非挑戦してほしいところです。

エリック・サティをろくに知らないくせに、最後の曲名は「ju tu veux」だとすぐに思い浮かんだんですが、これは谷川史子の「春がきて恋をする」を読んでたおかげですね。読んだのはもう7,8年前になりますが、同じ様に曲名の和訳がオチになっていたんで印象深かった作品でした。

ぶよぶよカルテット (一迅社文庫 み 1-1)

ぶよぶよカルテット (一迅社文庫 み 1-1)