いぬかみ(7)

いぬかみっ! 7著者:有沢まみず/イラスト:若月神無
発行:電撃文庫(メディアワークス)
ISBN:484023129X
評価:★★★☆

300年の時を経て、ヘンタイ大魔道師・赤道斎が現世に蘇った! さらに、犬神たちが施した封印が破れ、ついに大妖狐復活の日が……!
 そして、迎えた運命のクリスマス。聖なる日にすべて人々の密やかな想いが盗まれる。
 お互いの想いを交差させる啓太とようこ、途方に暮れて街を探し回るともはね、暗闇で穏やかに微笑むなでしこ。彼らの運命は…/・・・!?
 すべて書き下ろしの充実全5話+Short Break。カラーコミック、4コママンガ、ともはねの日記も付いた、ハイテンション・ラブコメディ第7弾、いよいよ山場を迎えます!

一気にラストスパートって感じですね。ストーリーのペース配分は大分滅茶苦茶だった気もしますが。それよりも、売りだった(と私は思っている)ドタバタラブコメもここまでですかね。とうとう啓太も年貢の納め時。あと、たゆねが啓太への嫌味に対してくってかかるシーンがあるんですが、たゆねが〜って感じがするんですが。ともはねや、6巻で啓太の元に来た面々ならともかく、5巻以降たゆねが啓太に対して好意を抱くシーンってなかったんじゃないかな。まぁ、現状赤道斎にも全く敵わないのをどうするんでしょうかね。