例のパンツが空を飛ぶEDの考察


序盤に見せる、まるで鳥のような習性に、ふっと神林長平「狐と踊れ」が浮かんだ。
あのパンツたちは「狐と踊れ」の胃袋と同じようなモノではないかと。
風に飛ばされるなか、やがて自我を持ち、遂には自ら空に羽ばたくところまで進化を遂げた姿なのではないだろうか。

ラストでSR-71を易々と抜いていくシーンは、パンツたちの進化は、機械に頼って空を飛ぶ人類を、あっさりと追い越してしまった象徴なのではないだろうかと。

そうなった時、パンツは人間に履かれることを許容するのだろうか?

などと、会社に向かって歩いている最中にふっと浮かんだ。

夕べ2時間ぐらいしか寝てないんで、ちょっとまともに頭が働いてない気もするが。

狐と踊れ (ハヤカワ文庫 JA 142)

狐と踊れ (ハヤカワ文庫 JA 142)