ガガガ6月のラインナップ

物量による平台占領作戦を継続するのかと思ったら、6月は点数が半減。
かなり迷走気味なラインナップに見受けられますが、やはり注目は「跳訳」でしょう。

跳訳”とは?
跳訳」シリーズは、伝説の名作をライトノベルとしてよみがえらせる試みです。
第一弾は海野十三の「十八時の音楽浴」をゆずはらとしゆきが大胆に翻案した『十八時の音楽浴 漆黒のアネット』! 第二弾として夢野久作「人間レコード」を佐藤大監修のもとリメイクした『脳Rギュル』を 7月に刊行! そのほか小栗虫太郎や国枝四郎、蘭郁二郎などを続々とお届けする予定です。

小学館::ガガガ文庫:line-up

跳躍に引っ掛けてはいますが、ぶっちゃけただの翻案。海野十三夢野久作は数作読んだことがありますが、他の人は名前を聞いたことがあるくらいですね。というか、ライトノベル読者層は普通知らないんじゃないですかね。このアピールがいったいどういう読者層を想定しているのか甚だ疑問です。

オリジナルは版権切れなので、暇があれば青空文庫で読んでおこうかと。

海野十三 十八時の音楽浴@青空文庫
夢野久作 人間レコード@青空文庫