出版業界最底辺日記―エロ漫画<a class="okeyword" href="g:book:keyword:編集者">編集者</a>「嫌われ者の記」 購入
出版業界最底辺日記―エロ漫画編集者「嫌われ者の記」 (ちくま文庫)
- 作者: 塩山芳明,南陀楼綾繁
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/07
- メディア: 文庫
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id:Siphonさんのところで教えてもらった「嫌われ者の記」の文庫版を見つけたので購入。まだ読んでませんが。
昔購読してた「Comic Beat」で塩山芳明が連載を持ってたので、ついでに「ホットミルク」や「COMIC Mate」で連載してた「嫌われ者の記」も合わせて読んでたんで知っていたんですが、1996年に出た一水社版*1を買おうかどうしようか迷っているうちにすっかり忘れてしまっていて。一水社版が出た頃VV本店（当時裏手に住んでました）では10冊位平積みしてありましたね。まぁ当時VV本店は結構エロ寄りの品揃えだったこともあるのかな。
いわゆる外注編集というか雑誌丸ごとの編集プロダクションをやっていて当時のエロ漫画編集でも既に結構な有名人だったようです。親会社に対するグチやら自分の要望がままならないことなど、結構面白かったです。また、コラムを書いている間に見た映画や読んだ本などが相当数上げられているので、ちょっと迷ったときに参考にさせてもらっていて、たしか佐藤亜紀の「戦争の法」*2なんかを読んだりしましたね。セレクションはかなり偏っていますが、普段手を出さないジャンルだったんで参考になりました。
コラムの方は掲載誌が休刊になったりしたので見失っていましたが、なんと未だに連載中とは驚きです。
もしかして「げんしけん」の笹原のなれの果て…？
